レーシックで噂されている難民とはどのような状態の事を指しますか?
レーシック難民とは、簡単にいうとレーシックに失敗した患者さんたちのことです。
レーシック手術後、深刻なドライアイになってしまったり、過矯正により必要以上の視力になりそれによって眼精疲労や吐き気を引き起こしたり、眼の感染症を患っている人たちのことをレーシック難民といいます。
どうしてレーシック難民が生まれてしまったのでしょうか?
もともとレーシック手術は成功率の高い簡単な手術ですが、一部の医師の技術が未熟であったり、医師の衛生管理が徹底されてないことで感染病が発生してしまうようです。
例えば、ある眼科では、通常フラップを作るマイクロケラトームは「オートクレーブ」という高温高圧の減菌機で殺菌するところ、その作業をせずただオゾン水だけで洗うことにした結果、その眼科で感染事件が起きたようです。
どうしてそういう方法に変えたかというと、その作業は手間と時間がかかり、その結果受け入られる患者数が減ってしまうので、利益を上げるために患者の安全を犠牲にしたのです。
しかし結果はどうでしょう?利益が上がるところか、病院の評判が下がり、結果的に患者さんの数は減ってしまったことでしょう。
まあ、しかしこういう病院はほんの一部で、今はレーシック手術や機械の進歩、使い捨ての器具を使うことにより、レーシックによる技術的トラブルはかなり減ってきています。
ただ最近増加しているのが、データーに出てこない新しいタイプの難民です。
彼らは、個人差があって日常生活に支障をきたすほどではないものの、眼が疲れやすい、頭痛がする、ドライアイ、また眠りが悪いなどといった症状がでます。
これらの症状はデーターにならないので、病院では様子を見てくださいと言われしまい、終わりです。
また、こうなる背景として遠くが見えれば手術が成功と思っている医師と患者が多いという理由があります。
しかし人によっては1.5や2.0では見えすぎて、それで頭痛になったりするのです。
ですから正しい知識のもとで、きちんとした医師の所で治療をうけるようにしましょう。
こちらにレーシック手術のメリットとデメリットがまとめてあるので、参考にしてみてください。